【メンテ】チェーン交換の落とし穴
皆さん、チェーン交換してますか?
以前チェーンの伸びるメカニズムを書いたブログ(【メンテ】『チェーンが伸びる』ってどーゆーこと?)をあげたことがありますが、今回は交換した後のお話です。
まずチェーンの伸びはチェーンインジケーターを使えば簡単に測ることが出来ます。
テック館でもPARKTOOLのCC-3というインジケーターを使っています。

これで測って伸びていたら交換と作業の流れは簡単です。
交換が済めば変速もバッチリ、快適に走ることが出来ます。
しかしここに大きな落とし穴が待っているのです。
チェーンを交換したけれど「以前より調子が悪い。」「ギアが歯飛びを起こす。」といった症状が出た方はいないでしょうか?
実はこれカセットスプロケットの歯が磨耗しているんです!
チェーンとカセットスプロケットは常に接触しペダルをこいだ力を進む力に変えています。
となればお互い金属同士、チェーンが磨耗すればカセットスプロケットも磨耗するのは当然です。
チェーンを交換する以前はお互いに噛み合いながら磨耗していくので、歯飛びを起こすことはあまりありません。
しかしこの状態でチェーンのみを交換すると噛み合いが悪くなり歯飛びを起こしてしまうのです。
歯飛びを起こしてしまったらカセットスプロケットを交換するしか直す方法はありません。
ではカセットスプロケットの磨耗はどうやったら測ることが出来るのか?
困ったことに新品と比べるくらいしか方法がありません。
刃先が尖がってきたり歯が折れてしまったら交換時という意見もありますがそれでは遅すぎると思います。
歯が欠けたカセットスプロケットです。

二箇所欠けていますがどちらも変速ポイントで歯が薄くなっているところです。

結局、伸びたチェーンを交換したときに歯飛びを起こすかどうかが一番分かりやすい交換のサインと思われます。
せっかくチェーンを変えたのに変速の調子がおかしい方はカセットスプロケットを疑ってみてください。
特にいつも同じギヤのまま走行していることが多い方は、そのギアだけ歯飛びを起こしやすくなってしまいます。
細かな変速をすることがカセットスプロケットを長持ちさせることになりますので心当たりのある方は注意してみてください。
2012.1.30 テック館 濱村