【カスタム】ちょこっと特殊なホイール組み
先日お客様よりホイールの組み換えのご依頼を頂きました。
組み直し場合、ぶつけてリムが曲がってしまったのでハブを活かしてというパターンが大体なのですが今回は違います。
完成車のハブをシマノに交換したいのです。
それはそうです。
ハブといえばホイールの中心です。
よく回って信頼性の高い物がイイに決まっています。
しかもお客様が使われているのが小径車ならば尚更です。
ちなみに自転車はGIANT IDIOMです。
しかしこのあと重大な事件が起こるのです。
まずご要望をうかがってみると、
①ハブを交換したい
②組み方はこだわらないのでおまかせで
③ハブは持って来ているのでそれを使って欲しい
でした。
それではという事でハブを受け取ってみるとフロントが32H、リアが36Hです。
前後が違います。
が、それは特に問題ではありません。
問題だったのはリムのほうです!!
リアが24H。
これは普通です。
組立は可能です。
フロントが20H。
これがダメでした。
24Hのリムならば32Hのハブでも36Hのハブでも組むことが出来ます。
でも20Hは20Hのハブで無いと組めません。
お客様と相談しリアは組み替え、フロントは新たに組むことにしました。
ではどのように組んだかというと、フロントはラジアル。

3本に1本とばして数を合わせます。
リアはフリー側がタンジェント、反対がラジアルです。

2本に1本とばして組みます。
しかしいざ組んでみると、フリー側はタンジェントなので普通に組めましたがラジアルのほうが上手くいきません。
スポークが真直ぐ伸びずに少し斜めに出てねじれたようになってしまいます。
色々考えた結果、写真の通りちょっと特殊な組み合わせに落ち着きました。
あまり無茶なことは出来ませんが、もしホイールでお困りの方はご相談下さい。
2012.1.6 テック館 濱村